太陽光発電の発電効率

太陽光発電システムのカタログなどを見ると、たまにモジュール変換効率という数字が載っている事があります。

システム全体でパネルに受けた太陽光エネルギーのうち、どの程度を電力として取り出せているか、というのを表したものですが、ほとんどはパネルの材質と製法によって決まってしまいます。

家庭用太陽光発電で主流になっているのが、多結晶シリコン樹脂を利用した発電パネルで、発電効率は大体13%程と言われています。これを、パネル自体の価格は上がりますが、単結晶シリコンパネルにすると15%まで上げる事が出来ます。

これよりも発電効率が良いものというと、工業用や、宇宙開発用の素材で作ったものとなります。現時点では、日本の企業が開発した化合物系太陽電池に変換効率35.8%というものがありますが、やはりコストの高さから宇宙用とされています。

ところで、太陽光のエネルギーそのものは、日本の位置だと1平方メートルあたり1kWほどと言われています。案外少ない様に感じるかもしれませんが、地球全体では120000000000000(120兆)kWという莫大な数字になります。

これがどのくらいのエネルギー量かというと、人類が使用する1次エネルギーの約1万倍とも言われており、仮に地球上に降り注ぐ太陽光のエネルギーを全て100%エネルギーに変えられるとすると、1時間分の太陽光エネルギーが、全人類が1年間で消費するエネルギー量と釣り合ってしまいます。

このように、エネルギーの可能性としては、非常に大きなものを持っている太陽光エネルギーですが、上手く使うには、いかに効率とコストを釣り合わせるか、という事が課題でもあります。

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